大和市大和駅徒歩二分のまごころ歯科です！大人になっても虫歯になることは珍しくありません。むしろ、子供の頃に比べて、大人の虫歯は進行が速く、治療も複雑になるケースが多いのです。今回は、大人の虫歯について、その原因や予防法、そして治療のポイントを詳しく解説します。

なぜ大人になっても虫歯になるの？

子供の頃は、甘いものを食べ過ぎたり、歯磨きを怠ったりすることで虫歯になるイメージがありますが、大人になっても虫歯になる原因は様々です。

• 歯の質の低下: 年齢を重ねるにつれて、歯のエナメル質が薄くなり、酸や細菌に弱くなってしまうため、虫歯になりやすくなります。
• 生活習慣の変化: 仕事や家庭のストレス、不規則な食生活、睡眠不足などにより、唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥しやすくなります。唾液は、口の中を洗い流し、酸を中和する役割を果たしているので、唾液の分泌量が減ると、虫歯になりやすくなります。
• 歯周病の影響: 歯周病は歯を支える組織を破壊する病気ですが、歯周病が進行すると、歯根が露出してしまい、歯根部分のむき出しになった象牙質はエナメル質よりも軟らかく、虫歯になりやすくなります。
• 詰め物・被せ物の劣化: 子供の頃に治療した詰め物や被せ物が経年劣化し、隙間や剥がれが生じ、そこに食べカスが溜まりやすくなり、虫歯の原因となることがあります。
• 歯科医院への受診頻度が減る: 子供の頃は定期的に歯科医院を受診していた方も、大人になると受診頻度が減ってしまうことが多いです。定期的な検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になり、重症化を防ぐことができます。

大人になっても大丈夫！虫歯予防の3つのポイント

大人の虫歯は、適切な予防策を講じることで、十分に防ぐことができます。

1. 毎日の丁寧な歯磨き: 歯ブラシを正しい角度で、歯と歯の間、歯と歯茎の境目も丁寧に磨くようにしましょう。歯磨き粉はフッ素配合のものを使用すると、歯の表面を強化し、虫歯を防ぐ効果があります。
2. 食生活の改善: 甘いものを控える、間食を減らす、食後は歯磨きをするなど、食生活を見直すことが大切です。特に、糖分の多いジュースや菓子類は、虫歯の原因となるので注意が必要です。
3. 定期的な歯科検診: 歯科医院で定期的に検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。また、歯科衛生士による歯のクリーニングを受けることで、歯垢や歯石を除去し、虫歯や歯周病を予防できます。

大人の虫歯治療の特徴

大人の虫歯は、子供の虫歯と比べて、進行が速く、治療も複雑になる場合が多いです。

• 神経が死んでしまうケースが多い: 大人の虫歯は、進行が早く、神経にまで達してしまうケースが多いです。神経が死んでしまうと、歯の根の治療が必要となり、治療期間が長引くだけでなく、治療費も高額になります。
• 歯周病との合併症: 大人の虫歯は、歯周病との合併症を起こしやすいです。歯周病が進行すると、歯を支える組織が破壊され、歯が抜けやすくなります。
• 治療後のケアが重要: 大人の虫歯の治療後も、定期的に歯科医院を受診し、歯の健康状態をチェックすることが大切です。

まとめ

大人になっても虫歯になることは決して珍しくありません。しかし、毎日の丁寧な歯磨き、食生活の改善、定期的な歯科検診など、適切な予防策を講じることで、虫歯を予防することができます。

もし虫歯になってしまった場合は、早期発見・早期治療が重要です。放置すると、進行が早く、治療も複雑になるだけでなく、歯を失ってしまうリスクもあります。

歯科医院への受診をためらわず、健康な歯を維持するために、積極的に歯科ケアに取り組みましょう。